院内コミュニケーションが変わる『院長のためのコーチング経営塾』
開催レポート
2020年2月9日、神戸にて
『院長のためのコーチング経営塾』を開催いたしました。
歯科医院を経営なさっている院長先生6名にお集まりいただき、
モチベーションを高く持ち、主体的に動くスタッフ育成に必要な
『コーチングマネジメント』について
トップである院長が身につけるべき『リーダーシップ』と
コーチングでクリニック経営を変える『コーチングコミュニケーション』というテーマで
講義と実践をまじえ、学ぶ時間をもちました。
「スタッフとともに、医院一丸となって良いクリニックをつくりたい」
「スタッフ全員に、仕事へのやりがいを感じながら働いてもらいたい」
「主体的に考え、動けるスタッフに成長して欲しい」
「スタッフの経験やスキルをさらに活かせる医院づくりをしたい」
高い志を持って経営なさっている先生方ばかりですが、
先生方の想いやお悩みは共通しています。
トップダウンで指示・命令するのではなく、
院長も含めたスタッフ全員で、同じ方向を向き
円滑なコミュニケーションをとりながら
患者さまにとって心地よい医療機関をつくる
そのためには、ただ「こうすればよい」という
伝え方のスキルではなく
リーダーとしてのスタンス(在り方)が重要です。
心理学やコーチング理論を基盤とし、
多くの医療機関で年間コンサルティングやコーチングを実施している
経験、実績に基づいて、
『信頼される院長に共通する理想のリーダーシップ』
『自分の強みを活かしたリーダーシップスタイル』
『医院スタッフとの人間関係が格段に良くなるコーチングマネジメント』など
リーダーとしてのマインドセットから、実践コーチングまで
満載のカリキュラムで開催いたしました。
ご自身の強みや弱みなどの特徴、また、それを活かしたリーダーとしての在り方。
スタッフの話にしっかりと耳を傾け、考えや想いを引き出していく
コーチングコミュニケーションという関わり方。
「明日の診療から、これを意識していきたいと思います」という目標もシェアいただき
先生方からスタッフの方にプラスのエネルギーが届き、
そしてそれが患者さまにも広がっていくことをイメージしながら終わりました。
ご参加いただきました先生方、誠にありがとうございました。
クリニック院長先生方のコーチング経営塾ご感想を紹介いたします
- 表面的な知識やテクニックだけでなく、根本的な事を教えてもらえた事が勉強になりました。
スタンスについては自分でも気になっていたので、具体的に進めていきたいと思います。
- 自分の周りには、いつも元気でイライラせず落ち着いた人が多いのですが、
その人の内面がどうなっているのか関心がありました。
本日のセミナーで、それはいつもプラスのエネルギーで満たされているから
無償の愛を分けてあげることができるのだと分かりました。
- 「今日はなんだかスタッフが話しかけてこないなあ」という日は、
イライラが表に出ているのだと、そしてそれは普段のプラスのチャージが
足りていないのだと分かりました。
- 自分の個性を知り、傾聴について苦手であることを再認識しました。
スタッフの目標や目的を聞き出していくためには、沈黙をしっかり相手に与え
考える時間を大切にするスタンスが重要で、今後はそれを意識して面談したいと思います。
- コーチングコミュニケーションを行うときに、誘導になってはいけないとは思っていませんでした。
もっと徐々に核心に近づけていけるようになりたいと思いました。
- スタッフへのコーチング面談がなかなか難しかったです。
誘導しないコーチングコミュニケーションを意識していきたいです。
- 午後の実践では面談側の立場を経験させていただき、有意義な時間をありがとうございました。
- 今回参加された先生方は、スタッフも含めた医院全体でのチーム医療を目指しています。
私も同じような考えで臨床に向き合っております。
その上で「コーチング」を利用する機会は今後も増えていくと思います。
- 今回学んだことを取り入れてヒューマンパワーを高め、円滑なコミュニケーションを目指し、
自分自身の気持ちに浮き沈みが出にくいように、セルフコーチングを始めていかなければと考えています。
- 小松先生の優しさ、懐の大きさを感じました。
- 小松先生のスタンスはしっかりしているのだろうなと、
お仕事ぶりやいつも笑顔なところからもよく分かりました。
- 大場先生のコーチングにするどさを感じました。