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話し方に自信がない人のとっておきのトレーニング方法とは

 

話し方に自信がない人へとっておきのトレーニング方法とは

ある上場企業様で女性リーダー研修をしました。受講生は管理職を目指す女性社員の方。三日間の最終日はプレゼンテーション・話し方研修。研修前に皆さんに伺うと「話すこと」への苦手意識を持つ方がとても多い。

「人前で話すことが苦手」

「言いたいことはたくさんあるが散らかってまとまらない」

「結局何が言いたいのか中々伝わらない」

「言葉が出てこない」

「頭が真っ白になる」

などなど悩みは尽きません。

 

 

私たちはどうしても「上手に話そう」と思ってしまいます

私たちは話す時、どうしても「上手に話そう」と思ってしまいますよね。でもそう思えば思うほどうまく話せないことはないでしょうか?きちんと話そうとすればするほど、言葉を選んだり、無難に話したり、本音よりも建前が先に来てしまったりと、上手く話せないものですよね。本音から離れれば離れるほど、聞き手から気持ちが見えなくなり、何が言いたいか伝わらず、説得力のない分かりにくい話になってしまいます。

 

 

 

ではどうしたら相手に伝わる話し方ができるのでしょう。

 

私がオススメすることは「即答トレーニング」です。え、即答できないから困ってるんだけど。。。という言葉が聞こえてきそうです(笑)先日もそういう皆さんの言葉をよそに即答トレーニングを強行突破!即答することで、思いついたことを次々言葉にしていきます。即答ですからアウトプットまでの時間もなくゆっくり考えていられない、実はそれが狙い。考える時間を極力少なくすることで、「感覚的に心に浮かんだことを話す」ため潜在的な心の声が出てくるのです。即答トレーニング後、話し手の方に感想を尋ねると、「きっと伝わってないと思います〜」「何言ったか覚えてないです〜」「私、こんなこというつもりなかったです・・・」と皆さん大騒ぎでした。でも聞き手の方に感想を聞いてみると多くの方から思わぬ答えが返ってきました。

「○○さんの人柄がよく出ていてとても良かった」

「○○さんの言葉が○○さんらしくて心に響きました」

「○○さんの本音が聞けて話が心にグッと入ってきた」

「○○さんの意外な一面が垣間見えて距離感が縮まりました」など、嬉しい感想ばかり!

 

 

語られたのは話し手の「本音」

 

なぜならば、語られたのは話し手の「本音」なんですよね。飾らない、ありのままの、作り込まれていない「荒削りの本音」でもその本当のその人自身の言葉こそ最も人の心を動かすのです。巻き物やメモを読まれても心が動いたり、感動したりあまりしないですよね。でも、たとえ少々言葉が洗練されていなくてもたどたどしくても気持ちに正直に話している人の話は心に深く濃く響きます。

 

心を掴むストーリーテリング力

 

また、本音には根拠があります。理想論でなくてその人自身の経験談やエピソードが入るので「ストーリー」になっているのです。ストーリーは映像のように人の脳裏にイメージできて、まるで同じ風景をみているかのごとく、説得力と臨場感に溢れます。そう。これが私の勧めるストーリーテリング力です。自分の言葉を操作したり、作り込んだりしたものって、見た目は綺麗で美しいのですが、何かどこかで聞いたようなフレーズだったり無難だったり、面白くない。でもその人の中から出てくるリアルな生の言葉は、とても魅力的で人間味に溢れ、ぐっと共感したり感動したりして心を打つのです。

 

美しく話すことは失敗もないが成功もしない

 

私自身、講師業を始めた時は「講師らしく説得力を持ってはなそう」とか「美しく話そう」と形にばかり気を取られていました。でもそうすると、失敗はしませんが、成功もしないんです。そう。覚えていてもらえないし、印象に残らない、だから説得力もないんです。あるときふとこう思ったんです。「失敗して失うものはない、自分らしく自分の言葉で、自分の心から出てくる言葉をそのまま伝えよう!」そこから受講者のみなさんの反応が大きく変わりました。私に研修を聞いた方がやる気になり、笑顔になり、その場で変わられる方もいました。上手に話すことを目的とせず、「想いを伝えること」にひたすらフォーカスすることで生まれたのが聞き手がみるみる前のめりになる「小松劇場」です(笑)

 

 

話すことに抵抗がある方は「心の声」を一旦フィルターに通してしまいがち

 

話すことに抵抗がある方は「心の声」を一旦フィルターに通してしまいがちです。

心に正直に出てきた言葉をそのまま伝える方が勇気がいるかもしれません。でもぜひ頭で考え過ぎないで、とにかくすぐに答えること!を意識してみてください。何度も何度もそれを重ねているうちに、どんどん言いたいことが明確になり、よりふさわしい言葉に洗練されて、さらに「そうか!こういうことが言いたかったのね」と、自分で喋って自分で気づくという現象が起こります。(コーチングでオートクラインと言います)

 

 

上手に話すことって実は聞き手はさほど求めていません。

 

上手に話すことって実は聞き手はさほど求めていません。聞き手はあなたの「思い」や「本音」を聞きたいと思っ

ています。だからこそ、相手が聞きたいことをしっかりとキャッチしてそこに直球で応えることが重要です。人の心を動かす説得力のある魅力的な話をするには「相手が聞きたいことを聞こうとするホスピタリティ」と「心に正直に出てきた言葉をそのまま伝える勇気」ぜひ心の声を即答することを意識してチャレンジしてみてくださいね。頑張る女性をいつもいつも応援しています。

 

 

一般社団法人CAREER LABO(キャリア・ラボ)代表理事 小松仁美

 

 

 

幼少時代からクラシックバレエ一色の人生。同志社女子大学卒業後は日本航空に入社。国際線キャビンアテンダントとして成田基地にて乗務。JALを退職後講師経験ゼロから起業し、研修講師として15年間250社30大学延べ約3万名に研修や講座を実施。2008年に研修会社「キャリア・ラボ」設立。2010年に自分磨きスクール「キャリア・ラボアカデミー」を立ち上げ、現在会員様は会員数600名を超える。

2019年「一般社団法人CAREER LABO」を設立。航空会社で学んだ超一流のおもてなしメソッド自らの経験に裏打ちされた「起業」のノウハウ、そして3万人以上の女性を研修や講座を通してサポートしてきた経験から生み出した女性が輝きながら自立し自分らしく生きるためのエッセンス「ホスピタリティ」おもてなしマインドに根付いた人のとしての在り方を軸に研修やセミナーを多数展開中。自分らしくエレガントに好きな仕事で自立する!をコンセプトに「マナースタイリスト養成講座」「MY CAREER塾」を展開。すべての女性の輝く未来に貢献する様々な女性活躍推進のためのキャリアサポートを目指し奮闘中。

 

 

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